新しいSNS「タイッツー」の利用を始めたものの、一部にはタイッツーを嫌いだと感じる方もいるようです。独特な名称や雰囲気に馴染めなかったり、他のSNSと比べて機能面に不満を感じたりする方もいるかもしれません。 この記事では、なぜタイッツーが一部の人に嫌いだと言われてしまうのか、その理由を詳しく検証していきます。また、タイッツー以外のSNSのメリットや、タイッツーとの上手な付き合い方についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- タイッツーが一部で嫌いだと言われる理由
- タイッツーとX(旧Twitter)など他のSNSとの違い
- タイッツー以外のSNSのメリット
- タイッツーが嫌いな場合の代替案や上手な付き合い方
タイッツー、一部で嫌いとの声も?その理由とは
新SNS【タイッツー】を公開🚀✨https://t.co/sulpBXPt6c
タイッツーは「有料APIの機能削減を事前告知無く行わない」というコンセプトを持つ、未だかつて聞いたことがない空前絶後の極めて画期的なSNSです🎉🎉🎉
(1日で作ったので、まだ必要な機能が全然揃っていません。順次開発していきます💪)— hoku@個人開発 (@hoku_unagi) June 30, 2023
- タイッツーとはどんなSNS?
- タイッツーの名称は一部で不評?
- 独特な雰囲気に馴染めない?
- タイッツーの機能に不満な点?
- ログインボーナスの必要性は?
- X(旧Twitter)との違い
タイッツーとはどんなSNS?
タイッツーは、エンジニアであるhoku氏が個人で開発・運営しているソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)です。2023年7月にサービスが開始され、X(旧Twitter)とよく似た機能を持っています。しかし、タイッツーにはXにはない独自の魅力があり、多くのユーザーを惹きつけています。
タイッツーの最大の特徴は、「やさしく寄り添うSNS」をテーマに掲げている点です。そのため、ユーザー間のコミュニケーションが穏やかで、安心して利用できる雰囲気があります。例えば、他のユーザーの投稿に対して気軽に「いいね」を送る「辻いいね」と呼ばれる文化があります。これは、共感や応援の気持ちを表す手段として推奨されており、タイッツーの温かい雰囲気を象徴していると言えるでしょう。
また、タイッツーは機能面でもXとの違いがあります。
- 投稿: タイッツーでは、投稿を「タイーツ」と呼びます。140字以内のテキストを投稿できるほか、画像やGIF画像、外部リンクも添付可能です。さらに、「がっつりタイーツ」という機能を使えば、最大6,000字のテキストや8枚までの画像、15秒以内の動画を投稿することもできます。
- 交流: 他のユーザーをフォローしたり、「いいね」や「リタイーツ」(リツイートに相当)をしたりすることができます。リプライ機能もあり、コメントだけでなくスタンプを使って返信することも可能です。
- その他:
- 特定のワードを含むタイーツを非表示にできる「ミュートワード」機能
- 自分のタイーツをパブリックタイムライン(全ユーザーのタイーツが表示されるタイムライン)や検索結果に表示しないようにする「ひっそりモード」
- GIFアニメーション画像制作ツールやゲームなどで遊べる「プレイスペース」
など、独自の機能も充実しています。
さらに、タイッツーは広告に頼らない運営方針を掲げています。収益源は、pixivFANBOXでの支援や、企業とのコラボキャンペーンなどです。この点も、広告表示が多い他のSNSとは異なる点と言えるでしょう。
タイッツーの主な機能一覧
機能 | 説明 |
---|---|
タイーツ | 140字以内のテキスト、画像2枚、GIF画像、外部リンクを投稿可能。 |
がっつりタイーツ | 通常のタイーツに加え、最大6,000字のテキスト、画像8枚、15秒以内の動画を添付可能。 |
リタイーツ | 他のユーザーのタイーツを自分のフォロワーに共有する機能。 |
リプライ | コメントやスタンプで返信可能。リプライ可能な範囲や種類をタイーツごとに設定できる。 |
いいね | 共感したタイーツにハートマークを付ける機能。 |
ミュートワード | 特定のワードを含むタイーツを非表示にする機能。 |
ひっそりモード | 自分のタイーツをパブリックタイムラインや検索結果に表示しないようにする機能。 |
プレイスペース | GIFアニメーション画像制作ツールやゲームなどで遊べる機能。 |
タイーツガチャ | タイッツー内で使えるポイント「タイーツ石」を集めてガチャを引く機能。ガチャでゲットしたアイテムは、今後何かに使える可能性がある。(2024年6月現在、具体的な使い道は未定) |
三賢者の館 | AIに悩み相談ができる機能。(1回の相談に1,000タイーツ石が必要) |
注意点
タイッツーは、2023年にリリースされた比較的新しいSNSであるため、今後も機能の追加や変更が行われる可能性があります。また、現時点ではWebブラウザ版のみの提供であり、アプリ版はリリースされていませんでしたが、2024年10月にAndroid版、11月にiOS版がリリースされました。
タイッツーの名称は一部で不評?
タイッツーは個人的に雰囲気が苦手だけど、作って運営してるのはマジですごいと思ってる
— megumish (@megumish_unsafe) September 19, 2023
タイッツー、名前とかノリとかなんか苦手なんだよな
— ふきお (@fukifukit) September 20, 2023
タイッツーという名称について、「気持ち悪い」といった意見があることも事実です。開発者のhoku氏はこの名称の由来を明確にはしていませんが、「ツイッター」のアナグラム(文字の並べ替え)と、衣服の「タイツ」を組み合わせたものと推測されています。「タイツ」は下着を連想させる場合があるため、不快に感じる人がいることも理解できます。
しかし、実際のタイッツーユーザーの間では、この名称は広く受け入れられ、親しまれています。例えば、
- タイッツーを使うことを「タイツをはく」
- タイッツーユーザーを「タイツ民」
と呼ぶなど、ユニークな表現も生まれています。
また、初期設定のアイコンは全員タイツをかぶったデザインでしたが、これもタイッツーの個性を表す要素の一つでした(現在はアイコンを自由に変更可能です)。あえて初期アイコンのままにしたり、タイツをモチーフにした自作アイコンを使うユーザーも多く、タイツというモチーフを楽しんでいる様子がうかがえます。
もちろん、名称の感じ方には個人差があります。「タイッツー」という名前がすべての人に受け入れられるわけではないことは事実です。しかし、この少し変わった名称が、タイッツーの独自性を生み出し、他のSNSとは一線を画す存在にしているとも言えます。
もし名称に抵抗がある場合でも、他の多くのSNSがあるため、無理にタイッツーを使う必要はありません。ただ、「名前がちょっと…」という理由だけで敬遠せず、一度タイッツーの雰囲気や機能を体験してみるのも良いかもしれません。
独特な雰囲気に馴染めない?
タイッツーは、「やさしく寄り添うSNS」をテーマにしているため、他のSNSと比較して独特な雰囲気を持っていると感じる方がいるかもしれません。この独特な雰囲気は、タイッツーの魅力であると同時に、一部の人にとっては馴染みにくい要因となっている可能性もあります。
タイッツーの雰囲気の特徴として、以下のような点が挙げられます。
-
穏やかなコミュニケーション: タイッツーでは、ユーザー間の攻撃的な発言や誹謗中傷が比較的少ない傾向にあります。これは、運営側が利用規約で禁止行為を明確に定めていることや、「辻いいね」文化といって、共感や応援の気持ちを気軽に「いいね」で表現することが推奨されているためと考えられます。
-
内輪ノリ: タイッツーは、ユーザー数が他の主要なSNSと比較してまだ少ないため、ユーザー間の距離が近く、内輪ノリのような雰囲気が生まれることがあります。これは、初期のTwitterに似ているという意見もあります。
-
独特な用語: タイッツーには、
- タイーツ(ツイート)
- リタイーツ(リツイート)
- タイーツ石(サービス内ポイント)
など、独自の用語が存在します。これらの用語は、タイッツーの個性を形作る要素の一つですが、初めて利用する人にとっては、戸惑いの原因になるかもしれません。
もし、タイッツーの雰囲気に馴染めないと感じた場合は、以下の方法を試してみることをおすすめします。
- 無理に交流しない: 積極的に発言したり、他のユーザーと交流したりする必要はありません。まずは、他のユーザーのタイーツを眺めるだけでも、タイッツーの雰囲気を知ることができます。
- 自分と気の合うユーザーを探す: タイッツーには、さまざまな趣味や興味を持つユーザーがいます。ハッシュタグ検索などを活用して、自分と気の合うユーザーを見つけてフォローしてみましょう。
- ミュートやブロック機能を活用する: 不快な発言をするユーザーや、自分と合わないと感じるユーザーは、ミュートやブロック機能を活用して、自分のタイムラインに表示されないようにすることができます。
それでも馴染めない場合は?
上記の対処法を試しても、どうしてもタイッツーの雰囲気に馴染めない場合は、無理に使い続ける必要はありません。SNSは、楽しむためのツールです。自分に合ったSNSを利用することが、最も大切です。
タイッツーの機能に不満な点?
タイッツーはね、いいですよ、ほんとうに。
Twitterと同じことを期待すると、どのSNSに行っても不満でしょうけれど、そもそも同じものなんてない。
タイッツーは、タイムラインを自分仕様にカスタマイズできるように、とてもきめ細やかに配慮されている。快適に過ごせるように考えられてる。— NewMe🎨 (@sakuratama1) December 5, 2024
ってかタイッツーまじで通知機能おくれ……通知機能さえ実装してくれたらまじ今のところ不満ないのよ……
— 🪦襖子🪦 (@fusumako_siyk) November 21, 2024
タイッツーは、X(旧Twitter)をベースに開発されたSNSですが、いくつかの機能はまだ実装されていません。そのため、Xなどの多機能なSNSに慣れているユーザーにとっては、不満に感じる点もあるかもしれません。
具体的には、以下のような機能が現時点(2024年6月)では利用できません。
- DM(ダイレクトメッセージ): 他のユーザーと個別にメッセージをやり取りする機能はありません。
- 引用リツイート: 他のユーザーのタイーツを引用して、自分のコメントを付けて投稿する機能はありません。(空リプで引用リツイートのようにしているケースは見られます。)
- リスト機能: 特定のユーザーをグループ分けして管理するリスト機能はありません。(カスタムTL機能で近いことは可能です。)
これらの機能は、今後のアップデートで追加される可能性もありますが、現時点では利用できないため、注意が必要です。
しかし、タイッツーには、これらの機能がないことを補うための工夫や、独自の機能も存在します。
- メンション機能: 「@ユーザーID」の形式で特定のユーザーに言及できます。
- カスタムTL機能: 自分で指定した「ユーザー」「ハッシュタグ」「ワード」のタイムラインを作成できます。
- ひっそりモード: 自分のタイーツをパブリックタイムラインや検索結果に表示しないようにできます。
これらの機能を活用することで、タイッツーをより快適に利用できる可能性があります。
タイッツーの機能に関する評価
タイッツーの機能については、ユーザーによって評価が分かれるところです。
-
肯定的な意見:
- シンプルで使いやすい
- 必要最低限の機能が揃っている
- SNS疲れしにくい
-
否定的な意見:
- 機能が少ない
- X(旧Twitter)と比べて使いにくい
- DMがないのが不便
タイッツーは、まだ発展途上のSNSです。今後の機能追加や改善に期待しましょう。
ログインボーナスの必要性は?
タイッツーには、毎日ログインすることで「タイーツ石」と呼ばれるサービス内ポイントがもらえるログインボーナス機能があります。このログインボーナスについて、「必要ないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。
タイッツーのログインボーナスは、他のSNSにはあまり見られない珍しい機能です。なぜ、SNSであるタイッツーにログインボーナスが実装されているのでしょうか。その理由として、以下の点が考えられます。
- ユーザーの利用促進: 毎日ログインすることでポイントがもらえるため、ユーザーがタイッツーを定期的に利用するきっかけになります。
- 新規ユーザーの定着: タイッツーを始めたばかりのユーザーにとって、ログインボーナスは、サービスを継続して利用するモチベーションの一つになります。
- 今後の機能拡充への期待: 現時点(2024年6月)では、タイーツ石の使い道は、タイーツガチャや三賢者の館(AIへのお悩み相談)などに限られています。しかし、将来的には、タイーツ石を使って利用できる機能が増える可能性があります。例えば、タイーツ石と引き換えに、特別なアイコンやスタンプを入手できるようになったり、広告を非表示にできるようになったりするかもしれません。
ログインボーナスは本当に必要なのか?
ログインボーナスの必要性については、ユーザーによって意見が分かれるところです。
-
肯定的な意見:
- 毎日ログインする楽しみが増える
- タイーツ石を貯めるのが楽しい
- 今後の機能拡充に期待できる
-
否定的な意見:
- タイーツ石の使い道が少ない
- ログインボーナスがなくてもタイッツーを利用する
- SNSにログインボーナスは必要ない
ログインボーナスは、あくまでタイッツーをより楽しむための要素の一つです。もし、ログインボーナスに魅力を感じない場合は、無理に利用する必要はありません。
X(旧Twitter)との違い
タイッツーは、X(旧Twitter)とよく似たSNSですが、いくつかの点で違いがあります。ここでは、主な違いについて詳しく見ていきましょう。
機能 | タイッツー | X(旧Twitter) |
---|---|---|
投稿文字数 | 140字(がっつりタイーツで最大6,000字) | 280字(無料ユーザー)、最大25,000字(X Premium加入者) |
画像投稿 | 2枚まで(がっつりタイーツで最大8枚) | 4枚まで |
動画投稿 | 15秒以内(がっつりタイーツ利用時) | 最大2分20秒(無料ユーザー)、条件付きで最大3時間(X Premium加入者) |
DM | なし | あり |
引用リツイート | なし | あり |
リスト機能 | なし (カスタムTL機能で代用可能) | あり |
広告 | ユーザーのフィードには表示されない(企業とのコラボキャンペーンなど、特別な形で表示されることはある) | あり |
運営体制 | hoku氏による個人開発・運営 | X Corp.による運営 |
雰囲気 | 穏やかで、ユーザー間の攻撃的な発言や誹謗中傷が比較的少ない | 良くも悪くも、多様な意見が飛び交い、時に炎上騒ぎに発展することも |
上記以外にも、細かな機能や仕様の違いがありますが、特に大きな違いは、運営体制とSNSの雰囲気です。
タイッツーは、個人開発・運営であるため、hoku氏の思想や価値観が色濃く反映されています。そのため、「やさしく寄り添うSNS」というテーマのもと、ユーザーが安心して利用できるような環境づくりに力が入れられています。
一方、Xは、大企業によって運営されており、良くも悪くも、多様な意見が飛び交う場となっています。そのため、情報収集には便利ですが、時に炎上騒ぎに発展したり、攻撃的な発言を目にしたりすることもあります。
どちらのSNSが良い・悪いということではなく、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったSNSを選ぶことが大切です。もし、あなたが、穏やかで安心できるSNSを求めているのであれば、タイッツーは良い選択肢となるでしょう。
タイッツー嫌いでも大丈夫!他の選択肢と活用法
- 他のSNSのメリットを紹介
- 無理にタイッツーを使う必要はない
- 鍵垢やひっそりモードとは?
- ミュート機能で快適に使う
- タイッツーの今後に期待できる?
他のSNSのメリットを紹介
タイッツー以外にも、さまざまなSNSが存在します。ここでは、代表的なSNSとして、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、Threads、Blueskyのメリットをご紹介します。
1. X(旧Twitter)
Xは、140字(無料ユーザーの場合。有料プランでは最大25,000字)以内の短いテキスト(ポスト)を投稿する形式のSNSです。
- メリット:
- リアルタイム性の高い情報収集に強い
- 幅広いジャンルの情報が手に入る
- 著名人や企業のアカウントも多く、最新情報を得やすい
- トレンド機能で、今話題になっていることを把握しやすい
2. Instagram
Instagramは、写真や動画の投稿を中心としたSNSです。
- メリット:
- 視覚的に楽しめるコンテンツが多い
- 友人や知人の近況を知りやすい
- 好きなブランドや芸能人の情報を得やすい
- ストーリーズ機能で、気軽に日常を共有できる
3. Facebook
Facebookは、実名登録制のSNSです。
- メリット:
- 実生活での友人や知人と繋がりやすい
- グループ機能で、共通の趣味や関心を持つ人と交流できる
- イベント機能で、イベントの告知や参加者の募集ができる
- ビジネス利用にも活用できる
4. Threads
Threadsは、Meta社(旧Facebook社)が提供する、テキスト共有を主軸としたSNSです。
- メリット:
- Instagramのアカウントで利用できる
- テキストベースでのコミュニケーションがしやすい
- スレッド形式で、会話の流れを追いやすい
- 比較的、穏やかな雰囲気
5. Bluesky
Blueskyは、X(旧Twitter)の共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが開発に関わっている分散型SNSです。
- メリット:
- 分散型SNSであるため、特定の企業に依存しない
- ユーザーが自分でデータ管理できる
- 自由度が高く、カスタマイズ性に優れている
- 比較的、穏やかな雰囲気
各SNSの比較表
SNS | 特徴 | メリット |
---|---|---|
X | 短文投稿、リアルタイム性 | 情報収集に強い、幅広いジャンルの情報、トレンド把握 |
写真・動画投稿、ビジュアル重視 | 視覚的に楽しめる、友人・知人の近況、ストーリーズ | |
実名登録、友人・知人との交流 | 実生活での繋がり、グループ機能、イベント機能 | |
Threads | テキスト共有、Instagram連携 | Instagramアカウントで利用可能、スレッド形式、穏やかな雰囲気 |
Bluesky | 分散型SNS、自由度が高い | 特定企業に依存しない、データ管理、カスタマイズ性 |
このように、各SNSにはそれぞれ異なる特徴やメリットがあります。タイッツーが合わないと感じる方は、これらのSNSを試してみて、自分に合ったものを見つけることをおすすめします。
無理にタイッツーを使う必要はない
「タイッツーが合わない」「タイッツーが嫌い」と感じるのであれば、無理に使い続ける必要はありません。SNSは、楽しむためのツールです。ストレスを感じながら使い続けても、良いことはありません。
タイッツーが合わないと感じる理由として、以下のようなものが考えられます。
- 独特な雰囲気に馴染めない
- 機能が少ないと感じる
- 名称やアイコンに抵抗がある
- 周りで使っている人が少ない
- 他のSNSの方が使い慣れている
これらの理由に心当たりがある場合は、他のSNSに乗り換えたり、タイッツーの使い方を変えたりすることを検討してみましょう。
他のSNSへの乗り換えを検討する
前述の通り、タイッツー以外にもさまざまなSNSがあります。それぞれのSNSには異なる特徴があるため、自分に合ったSNSが見つかるかもしれません。
タイッツーの使い方を変えてみる
もし、タイッツーの雰囲気に馴染めない、あるいは機能が少ないと感じるのであれば、使い方を変えてみるのも一つの方法です。
例えば、
- 積極的に交流せず、情報収集ツールとして利用する
- 鍵垢(非公開アカウント)にして、限られた人とだけ交流する
- ひっそりモードを活用して、自分の投稿をパブリックタイムラインに表示しないようにする
- ミュートやブロック機能を活用して、不快な情報を遮断する
といった方法があります。
タイッツーは、比較的自由度の高いSNSです。自分なりの使い方を見つけることで、快適に利用できる可能性があります。
鍵垢やひっそりモードとは?
タイッツーには、プライバシーを守りながら利用するための機能として、「鍵垢」と「ひっそりモード」があります。これらの機能を活用することで、より安心してタイッツーを楽しめます。
1. 鍵垢(非公開アカウント)
鍵垢とは、自分のタイーツ(投稿)を特定のフォロワーにのみ公開する機能です。鍵垢に設定すると、
- フォローリクエストの承認: 自分をフォローしたいユーザーからのリクエストを、手動で承認/拒否できるようになります。
- フォロワー限定公開: 自分のタイーツは、承認したフォロワーにのみ表示されます。
- 検索避け: タイッツー内の検索結果や、Googleなどの検索エンジンにも表示されにくくなります。
鍵垢は、以下のような方におすすめです。
- プライベートな内容を投稿したい
- 知り合いだけにタイーツを見てもらいたい
- 不特定多数の人に自分のタイーツを見られたくない
鍵垢の設定方法
タイッツーのメニューから「設定」を選択し、「鍵付きアカウント」の項目をオンにすることで、鍵垢に設定できます。
2. ひっそりモード
ひっそりモードとは、個別のタイーツ(投稿)ごとに設定できる機能です。ひっそりモードをオンにしたタイーツは、
- パブリックタイムラインに表示されない: タイッツーを利用している全ユーザーのタイーツが表示される「パブリックタイムライン」に、自分のタイーツが表示されなくなります。
- 検索結果に表示されない: タイッツー内の検索結果にも表示されなくなります。
- リタイーツ(RT)不可: 他のユーザーにリタイーツされることがありません。
ひっそりモードは、以下のような方におすすめです。
- フォロワーには見せたいけれど、不特定多数の人には見られたくない内容を投稿したい
- 鍵垢にするほどではないけれど、少しだけプライバシーを守りたい
- 内輪ネタや、個人的なつぶやきを投稿したい
ひっそりモードの設定方法
タイーツ作成画面で、「ひっそりモード」の項目をオンにするだけで設定できます。
鍵垢とひっそりモードの違い
機能 | 鍵垢 | ひっそりモード |
---|---|---|
設定の対象 | アカウント全体 | 個別のタイーツ |
公開範囲 | 承認したフォロワーのみ | フォロワー(パブリックタイムラインや検索結果には表示されない) |
フォローリクエスト | 必要 | 不要 |
リタイーツ | 鍵垢のタイーツは、基本的にリタイーツできません。(例外あり:自分がフォローしていない鍵アカウントから来た場合は表示されず通知も来ない) | ひっそりモードをオンにしたタイーツは、リタイーツできません。 |
鍵垢とひっそりモードは、どちらか一方しか使えないわけではありません。両方を組み合わせて使うことで、より柔軟にプライバシーを管理できます。
ミュート機能で快適に使う
タイッツーには、特定のユーザーやキーワードを非表示にできる「ミュート」機能があります。ミュート機能を活用することで、より快適にタイッツーを利用できます。
1. ユーザーミュート
特定のユーザーをミュートすると、そのユーザーのタイーツが自分のタイムラインや通知に表示されなくなります。
ユーザーミュートのメリット
- 不快な発言をするユーザーを視界から排除できる
- 自分と合わないと感じるユーザーとの接触を避けられる
- ストレスなくタイッツーを利用できる
ユーザーミュートの方法
ミュートしたいユーザーのプロフィールページにアクセスし、「…」メニューから「ミュート」を選択します。
2. キーワードミュート
特定のキーワードをミュートすると、そのキーワードを含むタイーツがタイムラインや検索結果に表示されなくなります。
キーワードミュートのメリット
- 見たくない情報や、興味のない情報を遮断できる
- ネタバレを回避できる
- 自分の好きな情報だけを効率的に収集できる
キーワードミュートの方法
タイッツーのメニューから「設定」を選択し、「ミュートワード」の項目に、ミュートしたいキーワードを登録します。最大で300ワードまで登録可能です。
3. RTミュート
特定のユーザーのRT(リタイーツ)をミュートする機能です。 そのユーザーの投稿は好きだけど、RTは表示させたくないときに便利です。最大100人までRTミュート可能です。
ミュート機能の注意点
- ミュートは、相手に通知されません。
- ミュートしても、相手からブロックされるわけではありません。
- ミュートは、あくまで自分のタイムラインや検索結果に表示されなくなるだけであり、相手の発言を完全に遮断できるわけではありません。(相手のプロフィールページに直接アクセスすれば、タイーツを見ることができます。)
ミュート機能は、タイッツーを快適に利用するための有効な手段です。しかし、ミュート機能を使いすぎると、情報が偏ってしまう可能性もあります。バランスを考えながら、適切に活用しましょう。
タイッツーの今後に期待できる?
タイッツーは、2023年7月にリリースされた、まだ比較的新しいSNSです。そのため、「機能が少ない」「使いにくい」といった意見も一部にはあります。しかし、タイッツーは、ユーザーからの意見を積極的に取り入れ、日々改善を続けています。
これまでの主なアップデート
- 2023年8月: 画像投稿機能、プロフィール画像の変更機能が実装
- 2023年9月: タイーツ検索機能が実装
- 2023年10月: がっつりタイーツ機能が実装
- 2023年12月: リプライ・スタンプ機能が実装
- 2024年2月: アカウント切り替え機能が実装
- 2024年4月: GIF画像の投稿に対応
- 2024年5月: 動画投稿機能(15秒以内)が実装
- 2024年10月: Android版アプリリリース
- 2024年11月: iOS版アプリリリース
上記以外にも、細かな機能改善や不具合修正が頻繁に行われています。
今後の展望
開発者のhoku氏は、タイッツーの今後について、以下のような構想を語っています。
- APIの公開: APIを公開することで、タイッツーと連携したさまざまなサービスが生まれることを期待している。ただし、APIの設計については、慎重に検討しているとのこと。
- 収益化: タイッツーの運営を継続していくためには、収益化が不可欠。広告以外の方法での収益化を模索している。
タイッツーは、まだ発展途上のSNSですが、ユーザーの意見を反映しながら、着実に進化を続けています。今後のさらなる機能拡充や、新たな展開に期待が持てると言えるでしょう。もし、あなたが、「タイッツーはまだ使いにくい」と感じているとしても、今後のアップデートによって、より魅力的なSNSへと成長する可能性は十分にあります。
総括:タイッツー嫌いの声は本当?SNSとしての評価と活用術
この記事をまとめると、
- タイッツーはhoku氏が個人開発した、X(旧Twitter)に似たSNSである
- 「やさしく寄り添うSNS」がテーマで、穏やかなコミュニケーションが特徴である
- タイッツーの名称は「ツイッター」のアナグラムと「タイツ」を掛けたものと推測される
- 一部ユーザーには名称や独特の雰囲気が合わない場合がある
- タイーツ(投稿)は140字以内で、画像やGIF、リンクも添付可能である
- がっつりタイーツを使えば、長文や複数画像の投稿もできる
- リプライはコメントやスタンプで、相手に配慮した交流ができる
- DMや引用リツイート、リスト機能は現在のところ存在しない
- ログインボーナスでタイーツ石が貰えるが、使い道はまだ限定的である
- ひっそりモードやミュート機能を活用し、快適な利用を心掛けること
- 鍵垢設定で、承認したフォロワーだけにタイーツを公開できる
- X(旧Twitter)とは異なり、広告表示がほとんどない
- 他のSNSにもそれぞれメリットがあるため、比較検討すると良い
- タイッツーが合わないと感じたら、無理に使う必要はない
- 今後のアップデートで、より使いやすく進化する可能性がある